一人っ子の将来を心配する前に!親が子どものためにできる5つのこと

育児

一人っ子であるわが子の将来が不安で仕方ないです…。親が子どものためにできることってあるのでしょうか?

ご夫婦の話し合いによって、あえて一人っ子を選択された家庭。二人目が欲しいと願いながらも、今のところ一人っ子を育てる方。

家族によって事情はさまざまですが、一人っ子を育てる上で、将来を心配してしまうことってありますよね…。

えぃママ
えぃママ

こんにちは!一人っ子ママ歴8年目のえぃママです。

私も一人っ子の親として、わが子の将来を心配してしまう時がありました。

しかし、、自分たちにできることしよう!という考え方に切り替えたことで、とても心が軽くなり、前向きになれました。

今回の記事はこちら。

▼一人っ子の将来を心配してしまう3つの理由
▼一人っ子のために親ができる5つのこと

この記事をお読みいただき、将来に対する不安が少しでも軽減できれば嬉しいです。一人っ子親である私たちが今から子どものためにできることって、実はたくさんあるんですよ。

将来を心配する前に!まずは実践できることをやってみませんか?

一人っ子の将来を心配してしまう3つの理由

兄弟がいないため頼れる人がいない!?

一人っ子の将来を心配してしまう理由の1つ目は、「兄弟がいない」=「頼れる人がいない」というもの。

それでは実際に、兄弟がいる人は大人になってから兄弟を頼りにするのでしょうか?

3人兄弟で育った私の場合、自分以外に兄弟が2人いるため、頼りにできる存在の確保はできています。

しかしながら、大人になってから兄弟に悩みを相談したことはありません。近くに住んでいないため、日常で困ったときに頼ることもできません。

実家に帰省した時は一緒に食卓を囲んだり、家族旅行にも出かけるため関係は良好。しかし、兄弟を頼りにしているかというとそうではないのです。

つまり、私には兄と弟の2人も兄弟がいますが、実際にはどちらにも頼っていないのです。

また、兄や弟から何か相談を受けることもなし。

では、誰を頼りにしているか?私の場合はこちら。

▼困ったこと→夫
▼悩みごと→友人、職場の人

兄弟がいないと頼れる人がいない…と心配してしまいますが、実は、兄弟がいたとしても必ずしも頼る存在であるとは限らないのです。

むしろ、親や兄弟以外に頼れる人を作ることが大切です!

子どもが大きくなり、結婚して家庭を築くこと。また、友人や職場の人と良好な人間関係を築き、頼れる人をたくさん作れる人になっていくことが重要に。

必ず親の介護がついてくる!?

一人っ子の将来を心配する理由の二つ目は「親の介護」。

子どもが一人しかいないため、必然的にその子が介護をすることになってしまう…と心配してしまいますよね。

しかし、それは大きな間違い。子どもに介護をしてもらおうという考え方自体が間違っているのです。

子どもが成人し、一人で生きていけるようになったら親の役目はそこまで。老後に子どもを頼ろうなんて思ってはいけません。

老後夫婦が生きていけるだけの貯蓄をし、子どもに依存しない生活をしていかなければなりません。

それが何よりも一人っ子の将来を安心させるものになるはずです。

両親が亡くなったら将来的に天涯孤独に!?

一人っ子の将来を心配する3つ目の理由は、両親が亡くなったときに「天涯孤独になる」こと。

しかし、先ほど”兄弟がいないから頼れる人がいない!?”の最後でお話したように、親や兄弟以外に頼れる人を作ることが大事。

両親が亡くなったとしても、おじさんおばさんやいとこなどの親戚が少なからずいますよね。

子どもが幼いころから親戚付き合いを大事にし、親戚との繋がりを深めておけば、両親の葬儀や家の片づけなども手伝ってもらうことができます。

日本の平均寿命は男性でも約81歳。30歳の時に子どもが生まれたと仮定して、自分が亡くなる時には子どもが51歳ですね。

51歳ともなれば、結婚して家族に囲まれ、友人や職場の人とも繋がりが濃くなっている頃。

家族以外に頼れる人をたくさん作っておけば、両親が亡くなった=天涯孤独に…!なんてことは起こりませんよね。

子どもが頼れる人を増やせる環境づくりや、人間力が大切になるのです。

将来を心配する前に!親が一人っ子のためにできる5つのこと

愛情たっぷりに育てる

将来を心配する前に、親が子どものためにできることで、一番大事なことは「愛情たっぷりに子どもを育てること」。

親からの愛を存分に受け取って育った子どもは、自己肯定感が高くなります。

自己肯定感とは、「自分自身をありのまま受け入れること」。いいところもダメなところも、どんな自分でも好きだと受け止めることができるのが、自己肯定感です。

2022年3月4~5日に行われた自己肯定感に関する調査では、こんな結果が出ています。(調査対象者:東京都在住の20歳〜49歳の女性2,000人)

Q「自己肯定感は高い?低い?」

<未婚女性>
20代ー高い:60.3%、低い:39.7%
30代ー高い:55.4%、低い:44.6%
40代ー高い:61.5%、低い:38.5%

<既婚女性>
20代ー高い:72.5%、低い:27.5%
30代ー高い:66.5%、低い:33.5%
40代ー高い:68.7%、低い:31.3%


一般社団法人日本リレーションシップ協会調べ

一般社団法人日本リレーションシップ協会が行った「自己肯定感」の調査によると、最も自己肯定感が低いと回答したのは「30代の未婚女性」で44.6%。

一方、最も自己肯定感が高いと答えたのは「20代の既婚女性」で72.5%、次に「40代に既婚女性」68.7%でした。

すべての年代で既婚女性の方が自己肯定感が高いと回答しています。

実は、自己肯定感は子どもの頃の環境が大きく関わっており、大人になってから簡単に変えることができるものではないのです。

つまり、自己肯定感の高い子どもを育てることで、将来結婚できる可能性が高くなるということ。

では、どういった育て方をしてもらった人が自己肯定感が高いのでしょうか?

ポイントはこちら。

▼親からたっぷりの愛情を注いでもらった
▼子どもが自ら率先してやったことを認めてもらった
▼親が子どもの話をたくさん聞いてくれた
▼子どもが挑戦したいことをやらせてくれた

反対に、こんな育て方は自己肯定感が低くなると言われています。

▼子どもの話を「つまらない」と聞かない
▼かけっこで一番・最下位など結果だけで判断する
▼子どもの意思を尊重せず何でも親が決める
▼必要以上に厳しくしつける

つまり、子どものすべてを受け入れ、「失敗しても大丈夫」という気持ちが伝わるような子育てが重要。また、結果から判断するのではなく、頑張ってきた過程を褒めることも◎!

つい言ってしまいがちですが、「どうして~できないの!?」と子どもを責め立てるような言い方は、自己肯定感を低くしてしまう要因に。

周りから愛される人に育てる

将来を心配する前に、親が子どものためにできることの2つ目は「周りから愛される人に育てること」。

これは、見た目が可愛い・かっこいいといったことではありません。

周りに愛される人とはこんな人です。

▼笑顔が素敵
▼礼儀正しい
▼聞き上手
▼謙虚な姿勢を持っている
▼甘え上手
▼裏表がない

つまり、当たり前のことが当たり前にでき、前向きで人に頼るのが上手な人。そんな人が、周りから愛される人なのではないでしょうか?

子どもを育てる中で、当たり前のことを当たり前にするということがなかなか難しかったりしますよね?子どもが「ありがとう」や「ごめんなさい」が素直に言えない…と悩む親御さんも多くいらっしゃいます。

しかし、子どもができないことって、実は親や家族ができていないことのかもしれません。

子どもは周りの大人を見て育ちます。

▼家族みんなが毎朝「おはよう」と言っていれば、子どもも自然に「おはよう」が言えます。
▼パパがママに「洗濯物ありがとう」と言っていれば、子どもも自然に「ありがとう」が身に付きます。
▼ママがパパに「寝坊しちゃってごめんね」と言っていれば、子どもも自然に「ごめんなさい」が言えるように。

子どもができないことを責め立てる前に、親である私たちが行動を見つめなおすことが大事。

つまり、子どもを愛される大人に育てるためには、私たち自身が愛される人になり、子どものお手本となるべきなのです!

子どもに知識と教養をつけてあげる

将来を心配する前に、親が子どものためにできることの3つ目は「知識と教養をつけてあげること」。

知識とは、物事を知っていること。教養とは、たくさんの知識を蓄えることで得られる心の豊かさのこと。

大人になって、知識と教養があることで損することは何一つありません。むしろ、知識と教養がない場合に不利な立場になることが数多くあるはず。

特に、一人っ子の将来を不安視するのであれば、なおさら知識と教養が大事。

なぜなら、知識と教養があれば、先ほどの”周りから愛される人”に近づきます。

有名な大学へ行って、有名な企業に就職するだけが一人っ子の将来を安泰にするわけではありません。自分なりの人生を自分で切り開く能力が大事なのです。

つまり、知識と教養とは、いかに勉強ができるか?ではないのです。

人生において必要な知識を数多く習得し、周りの人とうまく共存していける教養を身につけることが、一人っ子の将来を明るいものにしてくれるはず。

もちろん、勉強ができて損はありませんから、親が子どものために提供できる教育の場は最大限持たせてあげましょう。

老後のお金を貯めておく

将来を心配する前に、親が子どものためにできることの4つ目は「老後のお金を貯めておくこと」。これは、子どものためにお金を残すという意味ではありません。

一人っ子の将来を心配してしまう理由”必ず親の介護がついてくる!?”でもお伝えしたように、子どもが成人したら、親は別の人生を歩むことになります。

そのため、子どもに頼らずに生きていけるだけの経済力は必須。また、子どもに介護してもらおうという考えは言語道断です。

自分たちが介護施設に入れるだけの費用は、自分たちで蓄えておくべき。

▼毎月どのくらい貯蓄しておけばいいのか?
▼子どもの習い事や進学にかかるお金は確保できているのか?
▼現在の仕事を続けていいのか?

と、現状の収入や支出を見直し、今の生活で貯蓄が可能かどうかを判断する必要があります。

子どもの将来を心配する前に、今の生活で自分たちが老後生活できるだけの貯蓄ができるかどうか、ライフスタイルを見直すことも大事。

子どもに不安な思いをさせない

一将来を心配する前に、親が子どものためにできることの5つ目は「子どもに不安な思いをさせないこと」

子どもが一人っ子だから、将来が不安で仕方ないという親の気持ちはすごく分かります。しかし、「一人っ子だから大人になってから大変よ」なんて、子どもを不安にさせるような発言はNG。

将来の不安を、子どもが受け取ったらどう思うでしょうか?

▼一人っ子ってそんなにダメなのかな?
▼一人っ子だと頼る人がいないの?
▼パパやママがいなくなったらどうすればいいの?

と、子どもは親以上に不安でいっぱいに。

子どもにプレッシャーをかけて、良い方向に進むことはまずありません。自己肯定感が低くなる要因にもなります。

子どもに「あなたがしっかりしなきゃ将来が大変なのよ!」と忠告したい気持ちは十分に理解できますが、決して口に出さないようお気を付けください。

将来を心配するのではなく今からできることを実践しよう

家族での想い出をたくさん作る

子どもの将来を心配する前に、今からできることをことを実践しましょう!

まずは、家族でたくさんの想い出を作ること。一緒にお家でお絵かきをしたり、公園で遊んだり、車でお出かけしたり、たまには旅行に行ったり。

何気ない日常生活から、遠くに旅行に出かけるといった特別な想い出まで、さまざま家族の想い出は、豊かな子どもの成長に必ず繋がります。

たっぷりの愛情をかけて育てられた子どもは、自己肯定感の高い子どもになり、大人になってもそれは変わることがありません。

家族の想い出がたくさんあれば、子どもの心は満たされ、自分も同じように家族を築きたいと思うはず。

つまり、自己肯定感の高い子どもを育て、家族でのかけがえのない想い出がたくさんあれば、子どもが大人になった時に、素敵なパートナーを見つけ、幸せな家族を築いていくことができるでしょう。

これは、男の子も女の子も関係ありません。どんな子どもにとっても、家族とのかけがえのない想い出は、人生をより豊かなものにしてくれます。

子どもが”生きる力”を身につけられるように全力サポート

また、子どもが一人でも生きていける力を身につけられるようにサポートすることが大事。

一人っ子だからと、ついつい親が手を出してしまう場面も多いことでしょう。しかし、子どもが成長していく過程で、少しずつ自分だけでできることを増やしていかなければなりません。

いつまでも親が手を差し伸べてばかりでは、親に依存してしか生きられない子どもになってしまいますよね…。

私たちのミッションは、「子どもが一人で生きていける人に育てあげること」。子どもが”生きる力”を養うために、サポートしていくことが重要です。

生活面、勉強面、健康面、すべてにおける生きる力が必要。

自分の子どもが苦手な分野は、特に注力して支えてあげられるといいですね!

例えば、こんな感じ。

▼早起きが苦手→早起きできる方法を一緒に考え実践する
▼算数が苦手→楽しくできる算数の勉強方法を探してみる
▼風邪をひきやすい→食事でのサポートやスポーツを始めてみる

子どもが成長する過程で苦手なことも変化していくはずですよね。

それに合わせて、親ができる最大限のサポートをしてあげることが、将来の不安を軽減することに繋がるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしょうか。一人っ子の将来が不安…と心配ばかりしてしまう方へ、今できることをご紹介させていただきました。

将来を心配する前に!親が一人っ子のためにできる5つのことはこちら。

01.愛情たっぷりに育てる
02.周りから愛される人に育てる
03.子どもに知識と教養をつけてあげる
04.老後のお金をためておく
05.子どもに不安な思いをさせない

まだ見ぬ将来を心配するのではなく、今できることを実践し、自信をもって子どもを送り出すことができるような子育てができるといいですね。

家族での想い出づくりや、生きる力を身につけることは、明日からでも即実践できますよ!

子どもの将来が不安で仕方ないあなたこそ、それだけ子どもを思う気持ちがあれば、きっと実行に移せることがたくさんあるはず。

不安に思ってばかりでは、何も始まりませんよね…今からできることがたくさん分かったので、愛するわが子のためにすぐに実践してみようと思います!

えぃママ<br>
えぃママ

私自身も考え方一つで、気持ちがとっても楽になったんです。
子どもの将来が不安な一人っ子ママやパパ、ぜひ実践してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)

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